新納慎也さんといえば、大河ドラマやミュージカルでの活躍が印象的ですが、芸能界デビューのきっかけやwiki経歴と学歴について詳しく知っていますか?
さらに、うたのおにいさんを務めた意外な経緯や、多彩なキャリアを歩んできた背景も気になりますよね。
今回は、新納さんのこれまでの歩みを調査し、その魅力に迫ります!
新納慎也のwiki経歴
- 名前:新納 慎也(にいろ しんや)
- 本名:同じ
- 生年月日:1975年4月21日
- 出身地:兵庫県神戸市
- 身長:180cm
- 血液型:A型
- 所属事務所:ワタナベエンターテインメント
- 職業:俳優、歌手、タレント
- 活動期間:1991年~(芸能界デビュー)
- 別名義:NÎRO(過去の芸名)
- 趣味・特技:
- 映画鑑賞
- 舞台鑑賞
- バスケットボール(小学校時代)
- 音楽活動(バンド経験あり)
- ダンス(路上パフォーマンス経験あり)
- 英会話(オフ・ブロードウェイデビュー経験あり)
- 家族構成:詳細不明(兄弟の情報なし)
- 歴史的ルーツ:戦国時代の武将・新納忠元の末裔とされる
「ミュージカル界の異端児」とも称される新納慎也(にいろ しんや)さん。
実は、俳優だけでなく、歌手、タレント、そして“うたのおにいさん”としても活躍していたという異色の経歴の持ち主です。
高校時代に芸能界デビューを果たし、その後はモデル、舞台、テレビと幅広いジャンルで活躍を続けています。
特に大河ドラマ『真田丸』の豊臣秀次役では、「秀次ロス」を生み出すほどのインパクトを残しました。
新納慎也の学歴
それでは、新納慎也さんの気になる学歴を、エピソードを交えて詳しく見ていきましょう!
彼がどんな学生時代を過ごし、どんな経験を経て俳優としての道を歩み始めたのか、読めばきっと彼の魅力にさらにハマるはずです!
出身中学校
新納慎也さんの出身中学校は、神戸市立小部中学校です。
中学時代の卒業アルバムには、
「僕は自分の力が目に見えて評価される仕事に就きたい」
と書いていたとのこと。
この時点で、「舞台や演技の道を目指していたのか?」と思いきや、実はそんなことはなかったようです。
本人は、「演じること」には興味があったものの、まだ具体的に俳優になりたいとは思っていなかったんだとか。
ただ、子どもの頃から映画をよく観ていて、「映像の中の世界」に引き込まれる感覚が好きだったそうです。
そして、この頃から負けず嫌いで努力家だった新納少年。
「とにかく自分の力を試したかった」
と語る彼の姿勢は、まさに後の活躍に繋がる原動力だったのかもしれません。
出身高校:兵庫県立鈴蘭台高等学校
高校は、兵庫県立鈴蘭台高等学校(現:神戸鈴蘭台高等学校)に進学。
新納さんは、高校時代ハンドボール部に所属!
体育会系だったんですね!
しかも、ハンドボール部だけではなく、バンド活動や路上ダンスまでしていたとのこと。
「今が俺の青春。やりたいことは全部やろう」
と思っていたそうで、まさにフルスロットルの高校生活を送っていたようです。
さらに、高校1年生の時に神戸の街でスカウトされ、モデルとして芸能界デビューも果たします。
アルバイト感覚で始めたはずが、思いのほか忙しくなり、学校の前までマネージャーが迎えに来るほどだったそうです。
「人生で一番忙しかったのは17歳」
と本人も語っているほど、多忙な毎日を送っていました。
そして、学園祭で自主制作の舞台を演出・主演したことで、俳優の道へと進む決意を固めました。
やっぱり、自分で作って表現することに一番の喜びを感じたんですね。
これが彼の俳優人生の第一歩となりました。
出身大学:大阪芸術大学(中退)
高校卒業後、新納慎也さんは大阪芸術大学の舞台芸術学科に進学。
偏差値42の学校で、多くの俳優や演出家を輩出していることでも知られています。
この大学で、本格的に舞台や演技の基礎を学び始めます。
大学生活はとにかく実践的だったそうで、「台本を渡されたら、すぐに制作・稽古・本番の繰り返し」という日々。
さらに、
「シアタードラマシティ(梅田芸術劇場)での公演も年に1回ほどあった」
とのことで、舞台経験を積むには絶好の環境だったようです。
そんな中、新納さんは学園祭で自主的にミュージカルを上演するなど、精力的に活動。
「『やるぞ!』と声を上げたら、すぐに『やりたい!』という学生たちが集まってきた」
と語っており、
大学の自由な校風の中で、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨していたようですね。
しかし、そんな充実した大学生活の中で、彼の心にはある「焦り」が生まれていました。
「早くプロとしてスタートを切りたい。卒業までは待てない」
先輩たちがバイトをしながら劇団を運営しているのを見て、
「それでは演劇が趣味のフリーターだ。芝居だけで生活できないとプロとは言えない」
と思ったそうです。
そして、大学2年生の途中で中退を決意し、東京へ上京。
その後、劇団に所属し、本格的な俳優としてのキャリアをスタートさせました。
16歳で芸能界デビュー
新納慎也さんが芸能界に入ったのは16歳のとき。
「高校1年生のときに神戸の街を歩いていたら、いきなりスカウトされたんです。正直、最初は『え?本当に?』って感じでした(笑)」
と時を振り返っています。
しかし、この頃の彼は、まだ本気で「俳優になりたい!」とは思っていなかったそうです。
この時点では、「とりあえず流れに乗ってみようかな」くらいの軽い気持ちだったとか。
ところが、ある出来事をきっかけに、彼の人生は大きく変わることになります。
モデルから俳優への転身
「モデルの仕事は楽しかったけど、どこかで『自分の表現ができていない』と感じていました」と新納慎也さん。
そんな彼の転機となったのが、あるコレクションのリハーサル中の出来事。
「そのとき、演出家から『服にシワができるから、まっすぐ立って』と言われたんです。『あ、ここでは俺じゃなくて服が主役なんだ』って気づいた瞬間、何かがストンと落ちたんですよね」
それまで「表現することが好き」と思っていた彼ですが、モデルの仕事では、自由に動くことすら許されない。
「だったら、自分の表現を思いっきりできる場所を探そう!」
と考えた彼は、高校の学園祭で演劇を企画。
「最初は遊び半分だったけど、いざ舞台に立ったら、鳥肌が立つくらいの充実感があったんです。『これだ!』っていう感覚。こんなに楽しいものがあるんだって」
ここから、新納慎也さんの俳優人生が本格的にスタートすることになります。
うたのおにいさん時代!NHK『にこにこぷんがやってきた!』に出演
「俳優を目指していたのに、なぜか“うたのおにいさん”になったんですよね(笑)」と新納慎也さん。
1997年から2年間、NHKの『にこにこぷんがやってきた!』に出演し、全国の子どもたちに歌と笑顔を届けました。
「実は、オーディションに大遅刻したんです(笑)。寝坊しちゃって、もうダメだと思ったんですけど、開き直ってオーディションを受けました。やけくそで『北風小僧の寒太郎』を歌ったら、それがなぜかウケちゃって(笑)。気づいたら合格してました」
そんなエピソードがあるなんて… まさに「持ってる男」ですよね!
この仕事のおかげで、新納さんは全国の舞台を経験し、ステージでの立ち振る舞いを身につけたといいます。
「最初は“なんで俺が?って思ってましたけど、結果的にはすごくいい経験になりました」
と語っています。
こういう柔軟な姿勢って、本当に大事ですね!
「うたのおにいさん」を務めた理由は?
「正直、うたのおにいさんになりたかったわけじゃないんです」と新納慎也さん。
では、なぜこの仕事を引き受けたのか? その裏には、当時の事務所の戦略があったとか。
「当時のミュージカル界は、無名の若手が主役をもらえるような世界じゃなかったんです。だから、事務所の人から『うたのおにいさんをやれば、経歴がついて役がもらいやすくなる』って言われたんですよね」
確かに、子ども向け番組の司会を経験していると、「安心してキャスティングできる俳優」として見られることも多いはず。
この戦略、めちゃくちゃ賢い… けど、本人としてはちょっと複雑だったかもしれませんね(笑)
「でも、やってみたら意外と楽しかったです。最初は子どもが苦手だったんですけど、全国を回ってるうちに、子どもたちの純粋な笑顔に救われましたね」
と語っています。
結果的に、この経験が彼の演技にも活きているんだから、人生って面白いですよね!
「仮面ライダーキバ」で話題に!知名度が急上昇
2008年、新納慎也さんは『仮面ライダーキバ』に出演し、特撮ファンの間で一躍有名になります。
「特撮の仕事って、ただ“悪役を演じる”だけじゃなくて、キャラクターの背景や感情もすごく大事なんです」と語る新納さん。
彼が演じたのは、バットファンガイアのキング。
「衣装もビジュアルもめちゃくちゃカッコよくて、撮影現場でテンション上がりましたね(笑)」
しかし、この役はただの悪役ではなく、物語のカギを握る重要な存在。
その存在感が視聴者の記憶に強く残り、「キングの演技がすごい!」と話題になりました。
ここで一気に知名度がアップし、以降はテレビドラマでも活躍するようになります。
いや~、やっぱり特撮ってすごい影響力がありますよね!
大河ドラマ『真田丸』出演!“秀次ロス”でも話題に
2016年、新納慎也さんはNHK大河ドラマ『真田丸』で豊臣秀次を演じました。
「最初にオファーが来たとき、『え?大河?僕が?』って驚きましたね。0.1秒で『やります!』って言いましたけど(笑)」
しかし、秀次という役は、最初は明るくおちゃらけたキャラなのに、後半では悲劇的な運命を迎える難しい役どころ。
「演じていて、めちゃくちゃ辛かったです。でも、その分、感情を込めることができましたね」
放送後、「秀次ロス」がSNSでトレンド入りし、視聴者の心に深く残る役となりました。
『鎌倉殿の13人』でも“全成ロス”が発生
そして2022年、新納さんはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で阿野全成を演じました。
「また大河?しかも、また悲劇的な役?って思いました(笑)」
しかし、全成の最期が描かれた回では、再び「全成ロス」が発生!
「大河ドラマで2回も“ロス現象”を巻き起こす俳優、なかなかいないですよね」
と本人も驚いていました。
新納慎也さん、これからもどんな“ロス”を生み出してくれるのか、楽しみですね!。
2024年『おむすび』で朝ドラに出演!
2024年10月から放送されたNHK朝ドラ『おむすび』に、新納慎也さんが出演しました!
演じたのは、大の野球好きな市役所職員・若林建夫役。
「朝ドラに出るのは念願だった」
と本人も語っており、ついにその夢を叶えた形となりました。
これまでミュージカルや大河ドラマで強烈な印象を残してきた新納さんですが、朝ドラではまた違った一面を見せてくれましたね。
「若林は、野球愛がすごくて、真っ直ぐで、でもちょっと不器用なところもある。そういう部分をうまく表現したいと思って演じました」
とコメントしており、役に対する熱い思いも伝わってきます。
視聴者からも
「新納さんの演技が素晴らしい!」
「朝からこんなに魅力的なキャラが見られるなんて最高」
と大好評!
さすが、どの作品でも爪痕を残す新納さん。朝ドラでもしっかり存在感を発揮していましたね!
新納慎也の出演作品一覧(代表作)
テレビドラマ
- 『真田丸』(2016年、NHK大河ドラマ)— 豊臣秀次 役
- 『鎌倉殿の13人』(2022年、NHK大河ドラマ)— 阿野全成 役
- 『仮面ライダーキバ』(2008年、テレビ朝日)— キング 役
- 『おむすび』(2024年、NHK連続テレビ小説)— 若林建夫 役
- 『ブギウギ』(2023年、NHK連続テレビ小説)— 松永大星 役
- 『風雲児たち〜蘭学革命篇〜』(2018年、NHK正月時代劇)— 杉田玄白 役
- 『M 愛すべき人がいて』(2020年、テレビ朝日)— 輝楽天明 役
- 『知らなくていいコト』(2020年、日本テレビ)— ジーザス富岡 役
- 『相棒 season22』(2024年、テレビ朝日)— 甲斐秋徳 役
- 『転職の魔王様』(2023年、関西テレビ・フジテレビ)— 西田和馬 役
ミュージカル・舞台
- 『エリザベート』(2000年・2001年)— 初代トートダンサー(黒天使) 役
- 『ラ・カージュ・オ・フォール』(1999年~)— シャンタル 役(20年以上同じ役で出演)
- 『生きる』(2018年、2020年)— 小説家 役
- 『GODSPELL』(2002年・2005年)— ジーザス 役
- 『パジャマ・ゲーム』(2017年)— シド・ソローキン 役
- 『プロデューサーズ』(2024年)— ロジャー・デ・ブリ 役
映画
- 『燃えよ剣』(2021年、東宝)— 近衛忠熙 役
- 『さんかく窓の外側は夜』(2021年、松竹)— 逆木一臣 役
- 『彼女』(2021年、Netflix)— 篠田孝太郎 役
- 『はたらく細胞』(2024年、ワーナー・ブラザース映画)— 化膿レンサ球菌 役
吹き替え
- 『キリング・イヴ』(WOWOW)— ニコ・ポラストリ 役
- 『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』(WOWOW)— ウィル 役
- 『ワイルドカード〜捜査バディは天才詐欺師!?〜』(WOWOW)— リッキー 役
多彩なジャンルで活躍している新納慎也さん。
ミュージカルや大河ドラマ、朝ドラと幅広い分野で存在感を発揮していますね!
まとめ
新納慎也さんは、モデル、うたのおにいさん、舞台俳優、ドラマ俳優と、多才なキャリアを歩んできました。
特に『真田丸』『鎌倉殿の13人』での演技は、多くの視聴者の心に残るものとなりました。
そして2024年にはついにNHK朝ドラ『おむすび』にも出演!
今後の活躍にも期待が高まりますね。